九州の佐賀では、ゴールデンウィーク恒例の有田陶器市がにぎわいを見せています。有田が日本の磁器の始まりで、ヨーロッパの磁器の始まりは、ドイツのマイセンです。

17世紀の半ば頃、ヨーロッパの王侯・貴族の間で日本や中国の磁器は、金や銀ほどの価値がありました。ドイツのドレスデンの王オーガスタは古伊万里びいきで、日本宮を建てたほどです。そして、マイセンに磁器工場ができたわけです。

当然それは、イギリスの方にも伝わりました。しかし、イギリスには磁器に必要なカオリンと言う成分がなく、作れませんでした。そこで、トーマスフライが牛の骨の灰を使ったボーンチャイナを誕生させたのです。ボーンは英語のbone(骨)のことで、イギリスの高級食器と言えば、ボーンチャイナです。