英国の主な都市と地域について
ロンドン LONDON
800 万人の人々が暮らす世界的な大都市ロンドンは、多民族からなるコスモポリタン都市です。歴史や伝統を伝えながら同時に斬新さを示し、劇場やショッピングなど中心地は常に賑わいを見せながらも、緑豊かでゆったりとした公園や自然が身近にあるといった様々な顔を持っています。
博物館や美術館の数は300館以上もあります。大学をはじめ、専門学校や語学学校が多く、世界各国からの留学生が学んでいます、歴史的な観光名所に加え、常に最先端のカルチャーが発信され、近代アートやファッションが目の前を通り過ぎるような、都会的な刺激に満ちたこの街は、学校も多く世界中から留学生が、何かを見出し、自分自身を向上させるために集まってきます。但し、生活費は割高です。
ロンドン周辺のイベント情報
5月下旬:チェルシーフラワーショー
7月上旬:ハンプトンコートフラワーショー
6月下旬~7月上旬:ウインブルドン世界大会
7月上旬:ヘンリーロイヤルレガッタ
8月下旬:ノッティングヒルカーニバル
ロンドンと近郊の世界遺産
- ウェストミンスター宮殿、 ウェストミンスター大寺院(世界大3聖堂の1つで国王戴冠式なども行われる)と聖マーガレット教会(1987)
- ロンドン塔 (1987)
- キューの王宮植物園群 (2003) 世界3大植物園の1つ
- 河港都市グリニッジ(1997)
オックスフォード OXFORD
ロンドン(パディントン)から列車で1 時間、長距離バスoxford city link(ビクトリアコーチステーション)から100分。人口11 万人の小都市。
オックスフォード大学は、800年の歴史を刻みながら、そこに学ぶ学生たちのおかげで常に新しい息吹に溢れています。大学進学のためのファウンデーションコースを受けながら英国の大学の雰囲気をつかむのもよいでしょう。学者たちの集会場として始まったオックスフォードの歴史は、12 世紀に遡り、今も30 を超えるカレッジ(The University of Oxford )が学問の道を究めています。中心部には人々が行き交い、学生だけではなくたくさんの観光客が訪れます。オックスフォード大学博物館、英国最高と言われるアッシュモリアン博物館など学問の街ならではの魅力満載の街です。中心部から少し歩けば、緑が広がるのんびりした風景に出会えます。
ケンブリッジ CAMBRIDGE
オックスフォードと並んで世界的に有名な大学都市であるケンブリッジは、ケム川に面し、中世の面影も残しているオックスフォードに比べるととても小さい美しい街です。ケンブリッジと言う名前は、ケム川に架かる橋という意味で、ケム川に沿って大学があります。
劇場、美術館などの施設が充実しており、学生だけでなく、観光地としてもにぎわっている街です。ケム川では、長い棒を使って船をすすめるパンティングという川遊びがあり、トライする事もできます。ケンブリッジ大学の景観は、世界一美しいとまでいわれています。
イングランド南部 SOUTHERN ENGLAND
世界遺産でも知られるストーンヘンジやバース、カンタベリーなどがあり、世界中から観光客が訪れます。また、年間を通して穏やかな気候で、ブライトン、ボーンマス、イーストボーン、トーキーなどはリゾート地とし定年して移り住む人も多いようです。
語学学校も多く、ロンドンやオックスブリッジと並んで留学先として人気がある地域です。
イングランド南部のイベント情報
6月中旬:インターナショナルウイメンズテニス
8月中旬:グラストンベリーフェスティバル(欧州最大ロックフェスティバル)
イングランド南部の世界遺産
- カンタベリー大聖堂、聖オーガスティン大修道院と聖マーティン教会(1987)
- ストーンヘンジ、エーヴベリーと関連する遺跡群(1986)
- バース市街(1987)
- ドーセット及び東デヴォン海岸 (2001)
イングランド中部 MIDLANDS
イングランド中央部はミッドランドとよばれる中部地域と、イースト・アングリアとよばれる東部地域に分けられる。イギリスを列車で旅すると、窓の外は山が見えることはなくどこまでもなだらかな丘とのんびりした風景が広がりとても不思議な気持ちになります。ノッティンガム、中世の面影を残すストラット・フォード・アポン・エイボンでシェイクスピアの生家を訪れるもいいし、ウースター、チェルトナムなど魅力的な小都市が数多くあります。
イングランド中部のイベント
3月初旬:クラフツドッグショー(NECバーミンガム)
イングランド中部の世界遺産
- ブレナム宮殿(1987)
- ダーウェント峡谷の工場群(2001)
イングランド北部 NORTHERN ENGLAND
ピーターラビットで有名な湖水地方や「嵐が丘」の舞台となったヨークシャーなどに代表される豊かで素朴な自然と、ローマ時代の城跡などが多数残る地域です。サッカーのベッカムの出身で有名なマンチェスター、世界的ミュージシャンであるビートルズの出身地リバプール、あるいはリーズなどの大都市や、英国情緒あふれる古都ヨーク、英国の宝石とも言われるチェスター、静かで落ち着いた海辺の街ニューキャッスルやスカボローなどがあります。寒いイメージがありますが、メキシコ湾流の影響で緯度が高い割に穏やかといえます。
イングランド北部のイベント
5月下旬~6月上旬:ブラックプールダンスフェスティバル
6月中旬~下旬:ロイヤル・アスコット
イングランド北部の世界遺産
- ファウンティンズ修道院遺跡群を含むスタッドリー王立公園(1986) ヨーク
- サルテア(2001) ブラッドフォード
- アイアンブリッジ峡谷(1986)
- ダラム城と大聖堂(1986)
- 海運都市リバプール(2004)
イングランド南西部 SOUTHEAST ENGLAND
ロンドンから電車で約2時間半の場所にあり、歴史のある建造物に囲まれた地域です。治安がよく、暮らしやすい環境です。エクセターでの留学もできます。
サザンプトン Southampton
サザンプトンはロンドンから電車で2時間半くらいの場所にあります。あの有名なタイタニック号が出港した港町です。カモメの声が聞こえる静かな街です。
スコットランド&ウェールズ地方 SCOTLAND & WALES
ロンドンから電車で約2時間半の場所にあり、歴史のある建造物に囲まれた地域です。治安がよく、暮らしやすい環境です。
スコットランドはブリテン島の北部、ウェールズは西部に位置し、両地域とも山岳地帯など雄大な自然を持つ。ケルト文化を色濃く残し、独自の文化や生活スタイルを守っている個性あふれる地域。
スコットランドの首都エディンバラ、そしてウェールズの首都カーディフは、ともに歴史ある落ち着いた雰囲気の都市です。
スコットランド&ウェールズ近郊のイベント
8月中旬:エジンバラインターナショナルフィルムフェスティバル
7月中旬:全英オープンゴルフ(セントアンドリュース)
スコットランドと近郊の世界遺産
- エディンバラの旧市街群と新市街群 (1985)
- ニュー・ラナーク (2001)グラスゴー南東
- ハドリアヌスの長城(1987)スコットランドとイングランドの境
ウェールズと近郊の世界遺産
- ブレナボン産業用地(2000)
- グウィネズのエドワード1世の城群と市壁群(1986)北ウェールズ
- オークニー諸島の新石器時代遺跡中心地 (1999)