主人公のネイサンは、自閉症と診断されます。ある日父は、幼いネイサンと一緒に車で外出しようとした時に、交通事故に遭い、父は、帰らぬ人となります。

以来、ネイサンは、特に母ジュリーに心を開けません。ジュリーは、戸惑い、精神的に壊れかけながらも何とか数字に秀でたネイサンの才能を見出してあげようとふさわしい先生を探し、そして、数学の国際オリンピックに出ることが彼の目標、夢になっていきます。

母親にとって、母性からもこの子には、私しかいないんだ守らなければならないと思うでしょうし、いつかは、きっと心を開いてくれる事を信じようとしながらも、なかなか我が息子ながら、心を通わすことができないということは、どれだけもどかしかったことだろうと思います。

方程式で解けない異性の心、恋という問題にネイサンが直面して行くことができ、父親の死を受け入れれるようになったのは、母としての心の荷が少し軽くなったのではないかと。

親子の絆、愛、知性、笑顔がもたらすもの全てを絡めて、再度私たちにも認識させてくれる映画なのではないかなぁと思います。