邦題は、「幸せになるための5秒間」とされていますが、英語の名は、A long way down です。この邦題は、最後辺りのシーンから持ってきたのかなと思いますが、良い邦題だなと私は思いました。

ストーリーは、ロンドンの大晦日の夜、ピアーズブロンナン演じるマーティンが、ビルの屋上から飛び降り自殺をしようとする時に、見知らぬ男女が次々と自殺しにやってくるというところから始まります。と言うとなんだか暗くて重い感じに聞こえるかもしれませんが、コメディタッチから展開されます。
立場が違うと、自分にとっては、大きな問題であっても他人の目からみると違って見えるかもしれないですもの、彼ら一人一人にとって、この出会いがなかったら、次の人生はなかったのです。

自身が、死のうという状況にいても、死は阻止したいと思う。たとえそれが見ず知らずの人であっても。
それは、人が人であるがゆえであり、素敵な事ですね。
そしてふとした出会い、ほんの少し他人から心をかけられる事で救える命ってあるんだと、ほんわかとした気分になり、支え合ってる「人」って漢字をぼーっと考えたのでした。