2011年ブッカー賞を受賞したジュリアンバーンズの小説「終わりの感覚」をパトラ監督が映画化

ある日、ロンドンで、年金生活をしながら、中古カメラ店を営んでいるジム ブロートベント演じるトニーの元に、知らない弁護士から手紙が届きます。それによると40年も昔の恋人の母セーラが亡くなり、その人が遺留品を残しているというものでした。

バツイチのトニーは、セーラが自分に遺した遺留品を突き止めていくうちに、学生時代の記憶を辿っていきます。そして、記憶をたどることによって、自分が激情して、投函した身勝手で下劣な手紙がどれほど友人たちを傷つける事になっていったのかが、最後の最後でわかってきます。

妻や周りの人にとっては、身勝手で、他人に気を配らない人という彼は、遺留品を突き止めたいという想いと昔の恋人に再開したいというほのかな想いだけだったのかもしれません。

しかし、自分にとって都合が悪かったから、自分の身勝手な行動に関しては、薄れて、自分自身を正当化するためだけに、その記憶は、他人だけが悪いものとして自分の中では、塗り替えられてたのかもしれませんね。

エイドリアンがどんな風に成長するのか勝手に心配してしまいました。