アメイジンググレイスと言えば、賛美歌で、だからこそ、何年も歌い継がれてきたんだと思っていました。この歌が誕生したのに、こんなお話があったのですね。
200年もの時を超えて歌われているこの歌は、奴隷船の船乗りだったイギリス人ジョン ニュートンという人が、奴隷船で、同じ人間なのにその凄まじく、ひどい仕打ちを受けていた人々を想い、その仕打ちを同じ人間として恥ずべきであり、悔い改めるべきであると思って書いた詩だったのですね。後に彼は、イギリス国教会の牧師となります。

そして、このジョンとの出会いによって、ヨアングリフィス演じるウィリアム ウィルバー フェースという一人の政治家が、保守派議員の抵抗に遭いながらも、生涯をかけて、奴隷制度廃止に向けて闘う物語です。

18世紀といえば、アフリカから西インドへ1100万人以上の人が奴隷として売られていたのです。奴隷を使うことによって、財を成した商人もたくさんいて、そんな中、その抵抗とか圧力に立ち向かったウィルバーという人がいたのです。
彼は、持病の痛みが起こる度に、アヘンチンキという飲めば麻痺を起こす薬を飲んで闘ってました。
必見の価値のある感動ストーリーだと思います。

商人の家の出身のウィルバーですが、動物好きの優しい人で、ケンブリッジ大学でした。ともに学んび生涯の友人だったのが、後に首相となったたベネディクトカンパベーナ演じるピット首相です。彼との友情、そして、闘って萎えてた彼を最後、もう一度奮起させた理解ある同じ価値観を持った妻の存在も良かったです。

そしてやはり執事は、さすがイギリス。フランシスベーコンの言葉を引用してました。

It is sad fate for a man to die too well known to everybody else ,and still known to himself.

アメイジンググレイスを歌ったり聴いたりする時は、苦しんでいる人のために生涯を捧げたウィルバーの想いも忘れないようにしたいですね。

私は、イギリス人のスーザンボイルの歌声を堪能したいと思います。

 

ロケ地
Osterley 
Hampton court 
chatham historic dockyard